他の病気と同様に、目の病気は早期発見と早期治療が大切です。「あれ、目がおかしい?」と思ったら早めに眼科を受診しましょう。
1受付
まずは受付のスタッフに来院理由やどんな症状があるかをお伝えください。
2問診
医師や視能訓練士が症状を具体的にお伺いします。場合によっては生活習慣などもお聞きし、原因を探ります。
3検査
問診の結果、必要な場合は検査を行います。
4治療方針の決定
問診や検査を通して、患者さんに合った最良の治療方法を提案いたします。
5治療の実施
患者さんの希望も踏まえた上で、合意が得られた場合に治療を行っていきます。当院では主に投薬での改善を試みます。手術など外科的な処置が必要な場合や、重度の病気である場合は、専門の医療機関をご紹介します。
病気を早期発見するためには、定期的に検査を受けることが大切です。 特に小さなお子さんの場合は、弱視であってもそれが普通だと感じてしまうことがありますので、親御さんは常日頃から目を配るようにしましょう。特に近視の場合は、放置しておくと症状が進行してしまうため、早期の対応が重要です。 当院では3歳半児眼科検診を行っておりますので、ぜひ受診していただければ幸いです。
検査で目以外の病気が見つかることもあります。特に見つかりやすいのが脳の病気。目は脳とつながっているので、目の動きを司る動眼神経などに出血があった場合、目に異変が現れます。CTを備えた医療機関で精密な検査をしたら病気が見つかった、ということが往々にしてあるのです。
緑内障や網膜剥離などの目の病気の有無を調べる検査です。目にプシュッと空気を当てて眼球のへこみと戻り具合を観察します。眼球内の水分量などを調べることで、病気の可能性を探ります。
眼圧検査と同様に、緑内障や網膜剥離などの目の病気の発見を目的とした検査です。瞳孔の奥にある眼底を観察し、眼底の血管や網膜、視神経などに異常がないかを調べます。